ユニフレームの「卓上」炭火焼きグリル
抜けるような青空の下、河原や海辺、キャンプ場でワイワイと賑やかに肉を焼く。バーベキューのイメージはだいたいこんな感じだろう。ビール片手に気の合う仲間と屋外パーティー。酔いも回ってよく覚えていないけれど、ちょっと肉を硬く焼きすぎたり、野菜に黒焦げを作ってみたり。立ちっぱなしだったから、少し疲れたかな。でも、楽しかったから。
そんなバーベキューの傍らでユニフレームの「ユニセラTG―Ⅲ」を囲んでいたら、目を引くかもしれない。それって、バーベキューなの?と思われるほどには、従来のイメージとはまったく違うくつろぎ方ができるグリルだからだ。
「ユニセラTG―Ⅲ」はテーブルの上に置いて、座ってバーベキューを楽しめるコンパクトなグリルだ。
収納状態ではほぼA4サイズで、重くもないから女性でも簡単にセッティングできる。卓上でサッと開いて、炭をくべる。内部にセットされたセラミックパネルが熱を効率よく網まで伝えるので、少しの炭で遠赤外線パワーたっぷりのおいしい炭火焼が手軽に楽しめてしまうのだ。
家族のバーベキューに量が足りるのか気になるサイズだが、こう見えて焼肉屋さんの卓にある網と変わらない量のお肉や食材が焼けるので問題なし。逆に、この小さいボディでのパフォーマンスの高さに驚いてしまう。
何と言っても、お気に入りの個室でくつろぐように、座って炭火焼バーベキューを堪能できるのがうれしい。焼き係が孤軍奮闘しがちな、ちょっと落ち着かない立食スタイルとは違って、すぐ目の前で自分好みの焼き加減をつつける。炭のやさしい熱を囲んで、美味しそうだね、焼きたてもらうね、と近しい距離での会話も弾んでくる。
この春登場するオプションパーツで、なんと熱燗やあぶり焼き、鉄板焼きまでが卓上で実現できるようになる。ユニフレームならではの、こうした着眼点のユニークさが、キャンプシーンでの無限の楽しさにつながる。
このコンパクトな一台さえあれば、大自然の中で、自分たちだけの団欒を満喫できる。こんなバーベキューなら、また違った笑顔が生まれるだろう。