シューズまでアークテリクス
心が惹かれるアークのシューズ
緻密で繊細、かつ膨大な手間を惜しまず、職人の手で丁寧に作られている素晴らしい靴はたくさんある。
アウトドアの靴なんて、とんでもない極地でポロッと脱げたり壊れたりしてしまったら、それこそ命がなくなるほどの重要な装備だから、なおのこと。誰もが自分の冒険のお供として、信頼できる靴を選び抜いていることだろう。
それでもやっぱり、アークテリクスの靴が心をとらえる。
それだけの美しさとおもしろさが、この靴には詰まっている。すごくギュウギュウに、アウトドアをもっと楽しみたいというハートが、技術以上に載せられた靴なのだ。
靴の概念が変わってしまう
まず大胆にも、靴をインナーとアウターに分けてしまった。
足に心地よくフィットしつつ、ムレや熱気は逃がしてくれるインナーは、一部のモデルでは完全に取り外すことができ、テントシューズのようにも使えてしまう。
スリッポン形状で靴の「ベロ」がないから、足首周りはもっと快適になるかもしれない。
そしてとても堅牢なアウター。なんと、縫い目がない。すごく滑らかで、美しくさえある。
つま先も踵も強固に守られているのに、なんてスマートなんだろう。
見ているだけでうっとりするが、足を入れても未体験の心地よさと安心感があり、今すぐ歩き出したくなってくる。
こんなにスタイリッシュなら、あのウェアと、ザックと合わせて履いたらきっとキマる。あそこにも、あの山にも出かけて歩き心地を試してみよう。
靴ひとつで、次の週末のプランニングがもう止まらなくなってくる。
アークが新しくするのは、もちろん技術でありデザインだけれど、本当はきっとハートだ。
いつものコース、いつもの仲間でつい安心してしまう心に、新しさにチャレンジする刺激をくれる。アウトドアはいつも冒険で、一歩一歩を新しく選び続けるものだったって、そんなことまで思う靴を、この春は履こう。