MSRのガソリン「じゃない方」バーナー
MSRと言えば誰もが認める、ガソリン、液体燃料ストーブの雄です。
1973年、世界初の「分離型」液体燃料を世に送り出してから45年以上、
悪天候や厳しい環境でもゴーッとパワフルな熱を届けてくれる、
最強ストーブの名をほしいままにしてきたと思います。
そのMSRがですよ、ついに
ガス缶で燃焼するストーブを出したんですから、これは大ニュースです。
しかもシンプルなシングルバーナーと、
あのジェットボイルにも似た「高効率」ストーブシステム。
スタイルからして特別感満点で、テスト点火する心も踊ります。
ペットボトルの水、500mlを2分かからずに沸騰させるという、
先行モデルのJBといい勝負ですが、違いはどこだろう?
「高効率」ストーブシステムはえてして、
バーナーのヘッドが少し広く、専用クッカーの底に何かついていて、
それがバーナーとしっかりドッキングすることで
燃焼効率をUPさせているイメージ。
その大まかなところはMSRも変わりませんが、
一番の違いはバーナーヘッドじゃないかなと思います。
MSRのウィンドバーナーは、
専用クッカーをセットするとヘッドが完全密封される形になります。
どういう事かと言えば、風の影響をほとんど受けなくて済むんです。
下から取り込む「一次空気」だけでしっかり燃えることができるので、
バーナーヘッドが取り込む二次空気を必要としないんですね。
そしてこの、網目状のヘッドもポイント。
バーナーの熱をヘッドの1点だけでなく、
クッカーの全体に平均してあてたいとき、
バーナーパッドなんかを使いますよね。
あれとほとんど同じ原理で、専用クッカーの底全体に
まんべんなく熱を行き渡らせることができるから、すなわちさらに効率UP。
風に強くて、高効率。
荷物を増やしたくないアウトドアで、
条件が厳しい中でも本領を発揮できる、
野外燃焼に自信あり、なストーブシステムなんですね。
これはガスバーナー界でも最強クラスにランクインしてしまうのでは…?
どんな環境でも淡々と、熱々のお湯を用意できる。
自信満々の機能がまた格好いい、メイドインUSAの頼れるやつです。
MSR ウィンドバーナーパーソナルストーブシステムはこちらから
https://namchebazar.co.jp/msr36219/
シンプルなシングルバーナーも同時に登場。こっちも要チェックです。
ちなみに、パーソナルストーブシステムもシングルバーナーも、
専用のガス缶を必ずご利用下さい。あわせてどうぞ。
MSR ポケットロケット2 シングルバーナー
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MSR イソプロガスカートリッジ
https://namchebazar.co.jp/msrgas/