MSRのガソリン「じゃない方」バーナー
MSRと言えば誰もが認める、ガソリン、液体燃料ストーブの雄です。
1973年、世界初の「分離型」液体燃料を世に送り出してから45年以上、
悪天候や厳しい環境でもゴーッとパワフルな熱を届けてくれる、
最強ストーブの名をほしいままにしてきたと思います。
そのMSRがですよ、ついに
ガス缶で燃焼するストーブを出したんですから、これは大ニュースです。
しかもシンプルなシングルバーナーと、
あのジェットボイルにも似た「高効率」ストーブシステム。
スタイルからして特別感満点で、テスト点火する心も踊ります。
![](https://sagarmatha.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/ACV_6817-1024x683.jpg)
ペットボトルの水、500mlを2分かからずに沸騰させるという、
先行モデルのJBといい勝負ですが、違いはどこだろう?
「高効率」ストーブシステムはえてして、
バーナーのヘッドが少し広く、専用クッカーの底に何かついていて、
それがバーナーとしっかりドッキングすることで
燃焼効率をUPさせているイメージ。
その大まかなところはMSRも変わりませんが、
一番の違いはバーナーヘッドじゃないかなと思います。
MSRのウィンドバーナーは、
専用クッカーをセットするとヘッドが完全密封される形になります。
どういう事かと言えば、風の影響をほとんど受けなくて済むんです。
下から取り込む「一次空気」だけでしっかり燃えることができるので、
バーナーヘッドが取り込む二次空気を必要としないんですね。
そしてこの、網目状のヘッドもポイント。
バーナーの熱をヘッドの1点だけでなく、
クッカーの全体に平均してあてたいとき、
バーナーパッドなんかを使いますよね。
あれとほとんど同じ原理で、専用クッカーの底全体に
まんべんなく熱を行き渡らせることができるから、すなわちさらに効率UP。
風に強くて、高効率。
荷物を増やしたくないアウトドアで、
条件が厳しい中でも本領を発揮できる、
野外燃焼に自信あり、なストーブシステムなんですね。
これはガスバーナー界でも最強クラスにランクインしてしまうのでは…?
どんな環境でも淡々と、熱々のお湯を用意できる。
自信満々の機能がまた格好いい、メイドインUSAの頼れるやつです。
MSR ウィンドバーナーパーソナルストーブシステムはこちらから
https://namchebazar.co.jp/msr36219/
シンプルなシングルバーナーも同時に登場。こっちも要チェックです。
ちなみに、パーソナルストーブシステムもシングルバーナーも、
専用のガス缶を必ずご利用下さい。あわせてどうぞ。
MSR ポケットロケット2 シングルバーナー
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MSR イソプロガスカートリッジ
https://namchebazar.co.jp/msrgas/