スントのリストップコンピュータがパワーUP
スント新シリーズ「スパルタン」
スントの歴史は、もともとの源流をもつコンパスの歴史。だからスントスポーツウォッチのケース外径は、コンパスのサイズである50mmと決まっている。腕に装着すると、少し大きい感じもするスントの時計。しかし、新しくなったスントはもはや、時計はおまけと言っていいほどの未来的アイテムだ。
スマートフォンの普及により、誰もが手軽にGPSという位置測定機能とその小型化技術に触れるようになったわけだが、そうなった今でもこの腕時計サイズにGPS、高度気圧温度計、そしてそれらを記録していく機能が搭載されているという先鋭ぶりには驚かされる。
新しい「スパルタン」シリーズはスマホさながらのタッチパネルモデルで、従来のボタン操作だけのモデルよりはるかに直感的な操作が可能となり、さらに未来感が増した。接続にはBluetoothが活躍し、ワイヤレスでパソコンやスマホへ記録を同期させることはもちろん、スマホの通知を随時、腕で確認もできる。
スマートウォッチを超えるスント
スントは厳密には腕時計ではなく、腕に装着するコンピュータだ。
スマートウォッチという言葉では、この機能は説明しきれない。野外という、頼りにできるものがない中で、環境を計測し数値化して、そこに自分の記録を上乗せして残していく。GPSの力をフルに使って、ナビゲートさせることもできる。
さらには最新の「スパルタンスポーツ・リストハートレート」シリーズなら、ついに心拍ベルトを使うことなく、腕のこのスント本体だけで心拍を測れるようになって、もう使いこなせないほどの機能がたった50mmのケースにぎゅう詰めなのだ。
スントの醍醐味は、正確な計測記録を「残せる」ことだ。
アプリで連携し、自分のアクティビティの記録を貯められるので、どう歩いたか走ったか、はたまた泳いだかが丸裸になる。
思ったより時間がかかったかもしれない。あのキツイ斜面の記憶はどのあたりだったのだろう。日記をめくるより正確にすべてを振り返ることができ、そして次への目標を建てられる。スントが残してくれる記録が、明日のチャレンジを楽しみにさせてくれるのだ。
スントがこの腕を引っ張って、アクティビティの未来へ連れて行ってくれる。この万能感に代わるものはない。
手首の静脈心拍計測が可能な光学式心拍計を内臓し、心拍ベルトが不要になったマルチスポーツ向けGPSウォッチ。カラータッチスクリーンでの直感的操作が万能感を満たす。