2016.AUT-004

極地へ挑むハートを着る。

ノースフェイスのハイパワージャケット

その名も南極パーカ。
それはなにも、そこまでの極地に行く人専用の、という意味ではない。でももちろん、極地にだって行けるパワーを持ったジャケットだ。

右腕にノースフェイス、左腕に南極探検のシンボルが輝く。それを見ただけで、スノーモービルを駆って凍てつく氷原を突き進む、南極観測隊の一員になったような気持ちが盛り上がる。ノースフェイスが誇る極限の冒険にふさわしいラインナップ「サミットシリーズ」の名に恥じない機能性を備えたこの、アンタークティカパーカ。エスキモーの人々も感嘆を禁じ得ないであろうその機能は、極寒の中を思うままに往くための最先端技術の結晶でもある。

メインの素材にはもちろんゴアテックスが用いられ、どんな悪天候時でもしっかりと防水・防風する工夫があちこちに施されている。また、極地での冒険を想定して、従来の素材に比べ1.5倍の引き裂き強度を持つ頑強な生地をメインに使用。転んだくらいではびくともしなそうな頼もしさがある。

寒さに対抗するための中綿は、たっぷりのダウンと、光電子素材。光電子は、人体が発している遠赤外線を吸収し、効率的に肌へ戻す「輻射」機能をもった繊維で、貴重な熱源である体温を無駄なく輻射し活かせる特殊なセラミックが練りこまれている素材だ。この光電子素材をダウンとミックスさせることで、ダウンだけより軽く、乾きやすく、何より保温効果を高めることができる。進化形の中綿素材なのだ。

アンタークティカパーカは、過酷な環境から身を守りながら、自分の熱で自分をあたためるジャケットだ。自分が燃やす情熱のために、強固な鎧があると言ってもいい。肝心なのは、極地を目指すかのような、目標へと向かう己のハートだ。どうしても進む、という冒険心だ。

ハートが燃やす強い炎を守るために作られたジャケットで、自分だけの極地へ歩みたい。ノースフェイスは必ず、その手助けをしてくれる。

心を紡ぐ、宝物を持つ。前のページ

あたたかさは巡る、やさしさも巡る。次のページ

ピックアップ記事

  1. ジャパニーズ・スタイル・ なむちぇばざ~る。
  2. イヴォン・シュイナードの魂を継ぐ『道具屋』
  3. 今も未来も変わらない価値。
  4. 未来が形になった遊び道具。
  5. 鍛え抜かれた温かさ

関連記事

  1. CAMPING

    グラミチ ショートパンツ

    グラパンがなくちゃ、はじまらない!グラパンがなくちゃ、はじま…

  2. 2015.AUT-002

    更新され続ける原点。アークテリクスに宿る始祖の力。

    始祖鳥を掲げるということいつもアークテリクスが進化の先端アーク…

  3. 2015.AUT-002

    サガルマータ Namche Bazar OUTDOOR STYLE MAGAZINE

    ナムチェバザールがお届けしたいのは、根源の価値とスピリ…

  4. CAMPING

    ノースフェイス フューズボックス

    四角いコイツ、一度は見かけた事があるハズ。ノースフェイスの「フューズ…

  5. 2018.SPR-007

    感性のいざなうままに。

    アウトドアの醍醐味を、どう伝えたものかとふと考える日があります。体を動…

  6. ARC'TERYX

    アークテリクス スリングブレイド4ショルダーバッグ

    アークのロゴが光るショルダーバッグ、何もかもがちょうど良い。こんなに…

最近の記事

Topics

  1. みんなで一緒にレトロX
  2. 今年ならではの小物選び
  3. 満たされる時間”ヒュッゲ”
  4. 遠くに行かない日のバッグ
  5. 寒いならDAS、間違いない
  1. 2017.SPR-005

    休息は最大の前進。 スリーピングマットの選び方。
  2. 2016.SPR-003

    子供のようにわくわくするギア。
  3. CAMPING

    新生売場の話
  4. COLUMN

    アルトラ プロヴィジョン4.0
  5. CAMPING

    CLEF サウナハット
PAGE TOP